- ワールドトリガーの第一期声優陣
- 村中 知 (Muranaka Tomo) – 空閑 遊真 (Yuma Kuga)役
- 梶 裕貴 (Kaji Yuki) – 三雲 修 (Osamu Mikumo)役
- 田村 奈央 (Tamura Nao) – 雨取 千佳 (Chika Amatori)役
- 中村 悠一 (Nakamura Yuichi) – 迅 悠一 (Yuichi Jin)役
- 島﨑 信長 (Shimazaki Nobunaga) – ヒュース (Hyuse)役
- 中尾 衣里 (Nakao Eri) – 宇佐美 栞 (Shiori Usami)役
- 田中 秀幸 (Tanaka Hideyuki) – レプリカ (Repurika)役
- 藤原 啓治 (Fujiwara Keiji) – 林藤 匠 (Takumi Rindou)役
- 前野 智昭 (Maeno Tomoaki) – 木崎 レイジ (Reiji Kizaki)役
- 釘宮 理恵 (Kugimiya Rie) – 小南 桐絵 (Kirie Konami)役
- 福山 潤 (Fukuyama Jun) – 烏丸 京介 (Kyousuke Karasuma)役
ワールドトリガーの第一期声優陣
『ワールドトリガー』の魅力を支える声優陣について、各キャラクターの声を担当する第一期の声優10名を簡単に紹介します。
村中 知 (Muranaka Tomo) – 空閑 遊真 (Yuma Kuga)役
所属事務所: 東京俳優生活協同組合
代表作: 『ワールドトリガー』空閑遊真役、『キラキラ☆プリキュアアラモード』立神あおい/キュアジェラート 役
経歴: 2010年にデビュー。
鋭い演技力とユニークな声質でファンを魅了しています。
小さい時に好きだったアニメは『美少女戦士セーラームーン』と『忍たま乱太郎』で、声優業界に入るきっかけともなっている。当時は『セーラームーン』のセーラーヴィーナスになりたいと思っており、セーラーヴィーナスの声を演じる職業を声優であると教えられると、すぐに「なりたい」と思ったという。
声種はアルト。少年役が印象的である。事務所に所属した時点では少年役が一番得意だったが、仕事を始めたころは女性役が多く、少年役が来ると喜々として演じていた。
梶 裕貴 (Kaji Yuki) – 三雲 修 (Osamu Mikumo)役
所属事務所: ヴィムス
代表作: 『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『七つの大罪』メリオダス役
経歴: 2006年にデビュー。
多彩な演技力で多くの作品に出演し、数々の賞を受賞しています。
中学生の時「声優という仕事は何について学んでもどんなことを頑張っても全部自分の力になる」という言葉を知り声優を志す。尊敬する声優は山寺宏一と林原めぐみ。吹替版『タイタニック』でアフレコの真似をしていた。9歳下の妹がいる。
趣味は旅行。資格は普通自動車免許。
AIカバーは恐ろしいとしたうえで、自分自身の権利を持つ合成音声ソフト開発を進めている。
田村 奈央 (Tamura Nao) – 雨取 千佳 (Chika Amatori)役
所属事務所: 東京俳優生活協同組合
代表作: 『ログ・ホライズン 』ミノリ役、『HUGっと!プリキュア』愛崎えみる/キュアマシェリ役
経歴: 2012年にデビュー。透明感のある声質でファンを魅了しています。
大学時代に本格的に声優を目指し、演劇の勉強を始める。
ヒューマンアカデミー渋谷校受講修了後、2013年2月よりEARLY WING所属となる。2016年3月31日付けで同事務所を退所、4月1日より東京俳優生活協同組合の所属となる。
デビュー作はゲーム『魔界戦記ディスガイア4』のモスマン役、初のレギュラー作品はテレビアニメ『あいうら』の上原歩子役。
2020年12月30日、Twitterにて入籍を報告。2022年6月17日、第1子を出産したことを発表[10]。
声種はメゾソプラノ。
剣道経験者で初段を獲得している。趣味はカフェ巡りや散歩。
中村 悠一 (Nakamura Yuichi) – 迅 悠一 (Yuichi Jin)役
所属事務所: インテンション
代表作: 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』高坂京介役、『呪術廻戦』五条悟役
経歴: 2001年にデビュー。
深い声質と幅広い演技力が特徴です。
独特の低音ボイスが特徴。男子高校生、中年男性、爽やかな好青年、ハードボイルドまで幅広い役柄をこなす。
主演作やヒロインの相手役では、あまり素直でない天邪鬼な性格をしたキャラクターを演じる機会が多く、本人も2007年のインタビューでそのような役が多いことを発言している[30]。
吹き替えでは2011年公開の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』以降、クリス・エヴァンスを多く担当している。
島﨑 信長 (Shimazaki Nobunaga) – ヒュース (Hyuse)役
所属事務所: 青二プロダクション
代表作: 『Free!』七瀬遙役、『ソードアート・オンラインアリシゼーション 』ユージオ役
経歴: 2009年にデビュー。
高い演技力で多くの役をこなしています。
信長という名前は、織田信長が由来ではなく、島﨑が生まれたときに曽祖母が命名師に依頼してつけてもらった。命名師から「絶対に、信長がいい」と説かれる。のちに祖母から「信長という名前は、いいことをしても悪いことをしても覚えられてしまうから、悪いことができなくなる良い名前だ」と言われる。命名は両親も戸惑ったが、島﨑本人は結果的に業界に入って「名前だけですぐ覚えてもらえる」から得をしてることが多いという。
中学時代は『テニスの王子様』好きで、ソフトテニス部に入部し、テニス部部長と生徒会長を務めた。テニスの王子様の中で好きなキャラクターは跡部景吾で、自身のTwitterで誕生日を祝うほどである。高校時代は吹奏楽部でテナーサックスを担当し、バンドのボーカルも務めたが、楽器はサックスしかできない。
中尾 衣里 (Nakao Eri) – 宇佐美 栞 (Shiori Usami)役
所属事務所: 大沢事務所
代表作: 『月面兎兵器ミーナ』六棟エスカルティン役、『絶対可憐チルドレン』常盤奈津子役
経歴: 2004年にデビュー。幅広い役柄を演じる実力派声優です。
『ゼーガペイン』のディータの様なクールな女性役はもとより、『もえたん』の手塚澪、『にゃんこい!
』の高坂鈴のような妹キャラ、『月面兎兵器ミーナ』の六棟エスカルティンのような二面性を持った役、『のらみみ』のナオミのように特徴的な役、さらにはモブキャラの少年役やお母さん、おばあさん役までこなす。また、CM等のナレーションでの活躍も多く、年齢相応の綺麗系の女性の声を担当することが多い。いずれも素の喋りとは全く異なる。
田中 秀幸 (Tanaka Hideyuki) – レプリカ (Repurika)役
所属事務所: 青二プロダクション
代表作: 『聖闘士星矢 』アイオリア役、『カードキャプターさくら』木之本藤隆役
経歴: 1963年にデビュー。
長年にわたり多くの作品で活躍しています。
1963年、NHKで放送された『南海のテリー』にて吹き替えデビュー。アニメは、青年座所属時代の1974年に『科学忍者隊ガッチャマン』のヘムラー役でデビューし、翌1976年には『ドカベン』の山田太郎役で初主演を果たすなど、声の仕事を中心に携わるようになり、アニメ・洋画吹き替え・ナレーションなどで活躍を続ける。
1980年代から1990年代にかけては『伝説巨神イデオン』(ジョーダン・ベス 役)、『キャプテン翼』(ロベルト本郷 役)、『CITY HUNTER』(槇村秀幸役)、『キン肉マン』(テリーマン 役)、『タッチ』(柏葉英二郎 役)、『ハイスクール!奇面組』(事代作吾 役)、『魁!!男塾』(大豪院邪鬼 役)、『SLAM DUNK』(木暮公延 役)など多数の少年アニメに出演する。また、神谷明や堀秀行と同じく『週刊少年ジャンプ』の連載漫画のアニメ作品における常連の1人でもある。
藤原 啓治 (Fujiwara Keiji) – 林藤 匠 (Takumi Rindou)役
所属事務所: AIR AGENCY
代表作: 『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役、『鋼の錬金術師』マース・ヒューズ役
経歴: 1990年代から活躍し、多くのファンに愛されていました。
主な出演作に、アニメでは『クレヨンしんちゃん』(野原ひろし)、『鋼の錬金術師』(マース・ヒューズ)、『交響詩篇エウレカセブン』(ホランド・ノヴァク)などがあり、吹き替えでは『チャーリーとチョコレート工場』(ウィリー・ウォンカ)、ロバート・ダウニー・Jr
(『マーベル・シネマティック・ユニバース』(トニー・スターク /
アイアンマン)、『シャーロック・ホームズ』(シャーロック・ホームズなど)、ゲームでは『ファイナルファンタジーVII』(レノ)などがある。
前野 智昭 (Maeno Tomoaki) – 木崎 レイジ (Reiji Kizaki)役
所属事務所: アーツビジョン
代表作: 『転生したらスライムだった件 』ヴェルドラ 役、『ログ・ホライズン』直継 役
経歴: 2003年にデビュー。実力派声優として知られています。
『図書館戦争』と同時期に出演が決まった『魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜』の緑川豪太役に抜擢される。『図書館戦争』だけだったら、「またしばらくアニメとは縁遠くなるだろうな」と思っていた時の作品だったため、「あ、コレだけで終わらないんだ」という安心感があり、オーディションで受かった役のため、自信にも繋がったという。作品のテイストも『図書館戦争』とは全く違ったため、新たな気分で臨めた作品だったという。
釘宮 理恵 (Kugimiya Rie) – 小南 桐絵 (Kirie Konami)役
所属事務所: アイムエンタープライズ
代表作: 『銀魂』神楽役、『ゼロの使い魔』ルイズ役
経歴: 1998年にデビュー。
ツンデレ役で多くのファンに愛されています。
音域はA – C♯。
役柄としては、声優になってからは特徴ある子供=少年や少女、ツンデレ女子から男子キャラまで幅広い声で活躍している。デビュー当初から声質を活かして、幼年から10代の少女役を主に演じる。後に『十二国記』の泰麒、『鋼の錬金術師』シリーズのアルフォンス・エルリックといった少年役にも起用されたことで演技の幅を広げ、様々なキャラクターを担当するようになっていった。
『ゼロの使い魔』シリーズのルイズや『ハヤテのごとく!』シリーズの三千院ナギなど、ツンデレ系ヒロインを複数の作品で担当しているほか、『ワンセグTV SEGNITY』(いわゆるツンデレTV)、『ツンデレカルタ』、『∞プチプチ ぷち萌え』といったツンデレ、萌えの要素をもつ商品に起用されるなど、「ツンデレの女王」という異名もある。
特に少女キャラクターを演じる場合の釘宮理恵の声には独特の愛嬌と依存性があるとされており、その声に愛着を感じたファンの挙動などは、釘宮理恵に対する(しばしば度を越した)支持を表す“釘宮病”(釘宮ウイルス過敏性大脳皮質炎、Kugimiya Virus Hypersensitive Cerebral Corticalitis)というネットスラングで形容されることが多い。
福山 潤 (Fukuyama Jun) – 烏丸 京介 (Kyousuke Karasuma)役
所属事務所: BLACK SHIP
代表作: 『コードギアス』ルルーシュ役、『デュラララ!!』岸谷新羅役
経歴: 1997年にデビュー。
数々の主役を務める実力派声優です。
方言は関西弁。声種はテノール。前田真宏監督は「福山さんの声は元々どこか上品でみずみずしいと思っていたので」と形容している。
トランスフォーマー プライムの主要キャストに選ばれた際、「幼少のころにトランスフォーマー、トランスフォーマー2010にハマり、おもちゃに多大なる憧れを抱いておりました」と発言していた。
CLAMPが関連する作品、富野由悠季が監督の作品に多く出演している。富野は、「福山君に関しては『∀ガンダム』で役の骨格を覚えてはいたんだけれども、『間違った役者さんになってもらっては困るな』ということがあって、それを確認するためにオーディションに来てもらいました。第一声を聞いてとりあえずホッとした、ということがあります」と語っている。
ワールドトリガーのキャラクターたちに命を吹き込む声優陣の素晴らしいキャリアと代表作をご紹介しました。彼らの多才な演技力が、『ワールドトリガー』の魅力をさらに引き立てています。
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